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宙わたる教室は実話?モデル高校や教師は実在?

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NHKの火曜ドラマ10「宙わたる教室(そらわたるきょうしつ)」は小説が原作で大阪府のとある定時制高校・科学部が舞台の感動ストーリーですが実話で実在モデルがいる?「宙わたる教室」は実話なのか?高校や教師など実在モデルがあるのか?ご紹介します。

目次

宙わたる教室は実話?原作は読書感想文の課題図書!

ドラマ「宙わたる教室」とは?

東京・新宿にある定時制高校。そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。負のスパイラルから抜け出せない不良の柳田岳人(21才)。授業についていくことを諦めかけた、フィリピン人の母と日本人の父を持つ越川アンジェラ(43才)。起立性調節障害を抱え、保健室登校を続ける名取佳純(16才)。青年時代、高校に通えず働くしかなかった長嶺省造(76才)。年齢もバックグラウンドもバラバラな彼らの元に、謎めいた理科教師の藤竹が赴任してくる。藤竹の導きにより、彼らは教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すが、自身が抱える障害、家庭内の問題、断ち切れない人間関係など様々な困難が立ちはだかり・・・

引用元:公式サイト

ドラマ「宙わたる教室」の舞台は東京にある、とある定時制高校。

様々な年代、そして事情を抱えて生徒たちが教室に集まっています。

そこに謎めいた理科教師・主人公の藤竹叶がやってきます。

藤竹は惑星科学の研究者としての将来も有望視されていたものの、定時制高校の教師になる決意をします。

そして事情を抱えた生徒たちと実験で学会発表を目指していくストーリー。

そこには、簡単には実現できない様々な壁が立ちはだかります。

主演は、朝ドラ「エール」の主人公を演じた窪田正孝さん。

毎週火曜日、全10話で放送されることが決定している、注目のNHK新ドラマです。

原作は読書感想文の課題図書!

原作は「第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書」に決定した伊与原新さんの同名小説です。

神戸大学理学部地球科学科(現・惑星学科)卒業、そして、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了と言う、理学博士にして小説家である原作者の伊与原新さん。

すごい経歴です!

東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。

負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。

「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、
理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、
学会で発表することを目標に、
「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。

『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、
今年一番熱い青春科学小説!

引用元:引用サイト

定時制高校の科学部が舞台なので、理系な内容で原作を読む前・・・難しくて理解できないのかな?と思ったのですが理数が苦手な私でも、面白くてあっという間に読み終わりました。

様々な事情を抱えた生徒たちを集めて、科学部を結成した理科教師の藤竹。藤竹があえて、定時制高校で科学部をつくり学会を目指したのには、ある目的、実験があったのだが・・・という物語。

なぜ、藤竹が定時制高校で教師をすることになったのか?藤竹の過去も絡んできて、ラストシーンは感動です。

宙わたる教室は実話?

そんな「宙わたる教室」は実話なのでしょうか?公式サイトではこんな記載が。

大阪府のとある定時制高校・科学部。年齢も抱える事情もさまざまな生徒たちが、2017年、科学研究の発表会「日本地球惑星科学連合大会・高校生の部」で優秀賞を受賞。彼らの実験装置は意外な人物の目に留まり、「はやぶさ2」の基礎実験に科学部として参加する想定外の事態も――。この実話に着想を得て生まれた感動小説「宙わたる教室」を、窪田正孝さんを主演に迎えてドラマ化する!

引用元:公式サイト

「実話に着想を得て」生まれた小説と書かれています。

以降で、実話のエピソードなどについて詳しくご紹介していきます。

宙わたる教室のモデル高校は実在する?

実話ではない?

原作小説の「あとがき」で、原作者の伊与原新さんが実話のエピソードについて詳しく記載されています。

その中で「この小説は・・・物語は完全なるフィクションであり、登場人物は実在の先生方、生徒の皆さん、学校等と一切関係ありません」と書かれています。

なので実話ではないんです。

しかし、実話のエピソードに近いのでは?と思われる場面が小説にも登場します。

なので、実話ではないのですが、実在のモデルはいると個人的に思います。

以降では、小説の基になった実話のエピソードを紹介しつつ、実在モデルについてご紹介していきます。

モデル高校は実在?

原作者の伊与原新さんが学生時代にお世話になった教授から「今年の連合大会。高校生セッションに抜群に面白い研究があった。定時制高校の科学部で」と言われたことがきかっけに、知ることになります。

モデルとなったのは、日本地球惑星科学連合2017年大会「高校生によるポスター発表」で優秀賞を獲得した以下の2つの高校の課題でした。

・大阪府立大手前高等学校定時制

・大阪府立春日丘高等学校定時制

上記の2つの高校が小説の舞台とな定時制高校、そして科学部がモデルと言ってもよいかと思います。

「重力可変装置で火星表層の水の流れを解析する」滑車を使用した手作りの装置による、独創的なアイデアにあふれた研究。

定時制高校等と言うことで、限られた設備と予算の中で活動してきました。

その苦労しながらの活動のエピソードは小説の中でも描かれていました。

この科学部の研究は高く評価されて、数々の賞に輝いています。

そして2011年には彼らの微小重力装置に東京大学の橘省吾さん(現:東京大学宇宙惑星科学機構教授)が注目。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)を中心とする「はやぶさ2」サンプラーチームが同様の装置で小惑星表面試験採取に向けた基礎実験に取り組みます。その結果が学会で発表された際、春日丘高等学校定時制科学部が共著者として名を連ねています。

定時制の科学部の生徒たちの研究が最先端の惑星科学に貢献したすごい結果だったんです。

この実話に感銘を受けた伊与原新さんが、小説を書かれたということです。

引用:「宙わたる教室」あとがき

宙わたる教室の教師・モデルは実在?

教師・藤竹叶とは?

気になるのが、定時制の生徒たちを集めて科学部を立ち上げて活動のサポートをした、教師ですよね。

物語の主人公・藤竹叶のモデルはいるのでしょうか?

まずは、物語での人物紹介です。

東新宿高校定時制に新しく赴任した理科教師。 惑星科学の研究者としての将来も有望視されていたが、突如、定時制高校の教師になることを決意。 その目的は謎に包まれているが、優れた洞察力と実験を駆使して生徒や教師に思わぬ化学変化をもたらしていく。

引用元:公式サイト

・東新宿高校定時制で理科教師をしている

・大学は理学部の地球惑星科学科、大学院で博士課程を修了、27歳で博士語を得る

・惑星科学の研究者としての将来を有望視されていたが突如アメリカに留学

そんな藤竹のモデルとなった教師は誰なのか?以降でご紹介します。

モデルの実在教師とは?

小説のあとがきには、先ほど紹介した「大阪府立大手前高等学校定時制」「大阪府立春日丘高等学校定時制」で科学部を立ち上げて活動をサポートした先生の名前が記載されていました。

久好圭治さん(現:大阪大学特任研究員)

谷口真基さん(現:今宮工科高等学校定時制教諭)

江菅純一さん(現:槻の木高等学校教諭)

この3人の教師たちが年齢も抱える事情も異なるさまざまな生徒たちを導いたんです。

おそらく、藤竹の経歴やキャラクターは完全なるオリジナルだと思われます。

しかし、定時制高校で科学部をたちあげて、学会発表まで導いた3人の先生たちはモデルに近い存在では?と思います。

小説のあとがきでは、久好圭治さんにお話を伺い、資料等の提供を得たと書かれていました。

もしかしたら、久好圭治さんたち教師陣の実話のエピソードも、小説に盛り込まれているのかもしれません。

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